バンビーニ陸上クラブとは、陸上競技においてトップアスリートになるための小学生向けクラブです。中学生は当クラブの卒業生に限定しております。
小学生は埼玉県の強化指定選手を目指します。健康維持や他の競技の補完的な位置づけでのご入会では継続が難しいかと思います。年間スケジュールも強化指定大会に調子をあわせたものとなっています。
ご入会においてセレクションや面接などはありませんが、前述の目的をご理解の上ご入会してください。
<今年の表紙のテーマ>
バンビーニ陸上クラブは歴史が浅く、レガシーといった確立された価値観はまだ形成されていません。型をつくってしばることをしない指導方針のため、年によりこどもたちの性格により形が変わっていきます。
しかし、地球規模で見ると「世界遺産」というものがあります。世界遺産とは1972年に採択された世界遺産条約に基づき、選定される自然遺産や文化遺産の総称です。普遍的価値を有する記念物、建造物、自然環境を人類の財産とし、破壊や損傷から守ることを目的にしています。
守るべきものがあることは幸せなことです。文化遺産は何十年、何百年、何千年、自然遺産にいたっては何万年、何億年前から存在している地球の宝です。
バンビーニにいつの日かレガシーが生まれるとしても、地球の偉大さには比較しようもありません。偉大なる地球や人類の文化遺産に敬意を称し、今年1年間は「世界遺産」を追ってみたいと思います。
第37回「自然遺産奄美大島」
奄美群島は、太古の昔から中国大陸や日本列島と陸続きになったり、離れたりを繰り返してきました。
そのため、独自の進化を遂げた固有種やほかの地域ではすでに絶滅してしまった希少種が多数存在することから「東洋のガラパゴス」とも言われています。
世界自然遺産として登録されるためには、自然景観、地形・地質、生態系、生物多様性の4つの価値基準(クライテリア)があり、奄美大島・徳之島、沖縄本島北部および西表島は、「生物多様性」の基準から推薦を受けて登録されました。
ちなみに生物多様性とは、絶滅の怖れがある野生動物の生息地など、生物多様性の保全にとって最も重要な生物の生息・生育する地域の基準のことで、奄美大島・徳之島はこれに該当しています。
国の天然記念物は
アマミノクロウサギ
アマミトゲネズミ
ケナガネズミ
アカヒゲ
オーストンオオアカゲラ
オオトラツグミ
ルリカケス
カラスバト
です。