バンビーニ陸上クラブとは、陸上競技においてトップアスリートになるための小学生向けクラブです。中学生は当クラブの卒業生に限定しております。
小学生は埼玉県の強化指定選手を目指します。健康維持や他の競技の補完的な位置づけでのご入会では継続が難しいかと思います。年間スケジュールも強化指定大会に調子をあわせたものとなっています。
ご入会においてセレクションや面接などはありませんが、前述の目的をご理解の上ご入会してください。
<今年の表紙のテーマ>
2月の表紙は猛禽類(獲物を捕らえるために体が進化し、鋭い爪とくちばし、丈夫な脚を持つ鳥の総称です。* 生態系の頂点に位置する肉食または腐肉食の鳥*で、分類学上の正式なグループ名ではありません)をご紹介しようと思います。
<白頭ワシ>
Bald Eagles (白頭ワシ)アメリカの国鳥は the bald eagle (白頭ワシ、ハゲワシ)である。アメリカに渡ってきたイギリス人移民が最初にこの鳥を見つけ、白頭ワシ という呼び名をつけた。彼等はbaldを羽毛のないの意味でなく、白いという意味で使ったのだ。成長すると頭部と首の羽が真っ白になるこの鳥は世界で最も大きな鳥で、特に雌は翼を広げると7 フィートちかくにもなる。その大きさ、強さから古来力の象徴とされ、古代エジプト王のなかにはこれを紋章、標章として用いた者もいた。
アメリカの連邦議会は1782年にこの鳥を国鳥に選んだが、この結論をだすまでに徹底的な討論が行われた。最初に提案された鳥はワシであった。だが、多くの議員はワシは昔から王や帝国の象徴とされているので、新しい若い民主主義国にふさわしい鳥でないとして反対した。なかでも頑強な反対者はBenjamin Franklinであった。彼はワシは自分で食物を取らず、いつも他の鳥の餌を奪う悪質な、怠けものの鳥だと強く主張した。 Franklin は自分の言い分を通すために、ワシの不実を誇張して述べたことはいうまでもない。ワシは時々小さい鳥の餌を横取りすることはあるが、大抵は自分で食べものを探す鳥である。作家 John Steinbeck は The Gift(1937)の中でこう書いている。「丘の中ほどを黒い、大きなハゲワシが二羽、地上すれすれに飛んでいた。 . . .ジョデイはハゲワシが大嫌いだったが、害を加えていいというものではない。あれでハゲワシは、動物の死骸を片づけてくれるからだ」。
ところで、Franklinが国鳥に推した鳥は七面鳥であった。彼によれば「ワシに比べると七面鳥は品のある鳥で、生粋のアメリカ産の鳥だ。ワシはどの国にもいるが、七面鳥はアメリカにしか見られない鳥」であった。双方の歩みよりで生まれた鳥が北アメリカにしか生息しないワシ、つまり前記の白頭ワシであった。アメリカ人は国鳥になったこの鳥を1789 年にAmerican eagle, 1847 年にはUnited States eagle と呼んだ。作家Ernest HemingwayはFranklinの七面鳥説を知っていたのか、A Farewell to Arms (1929)のなかでこんなふうに書いている。「アメリカはトルコに対して宣戦を布告するのか、と彼等はたずねた。それはどうか、七面鳥はアメリカの国鳥だから、とぼくは答えた」。
1782年には白頭ワシは北アメリカの各地に沢山いた。だが、アメリカ人が西へ向かって激しく動きだすと、ハンターがこの鳥をむやみに撃ち落としたため、急速に数が減っていった。その結果、1940年に議会は白頭ワシの捕獲を禁じる法律を可決した。また、1972年にその頃普及しはじめたDDTのような殺虫剤が白頭ワシのえさや繁殖に悪影響をもたらすことが判明すると、議会はDDTの使用を禁止した。この2 つの法案によって白頭ワシの減少は食い止められ、生物学者の調査によると、今日のアメリカには4,000 羽から5,000羽の白頭ワシが生存している。